【起業家から学ぶ1】

本日は起業家の言葉を「すごい人の頭の中」という本からご紹介。
ワタミの渡邉美樹社長の話。
ビジネスのきっかけ
父の会社を清算しなきゃならなくなって、なんと10才の時から「社長」を目指していたという。
当時は「こんな世の中に敵を打たなくては」という気持ちだった。
ただ何を持って創業するかは約4年、大学生をやりながらすごしていた。
世界一周の旅に出て、いろんなものを観て、自分が求めているものと海外の人々が求めているものを知る。
楽しむ人々の笑顔やふれあい、安らぎの空間のあるそんな世界を作りたいと思うに至ったとのこと。
とにかく彼は「何になる!」から決めたようです。
10才からなんて、自分ではとても考えられません。ただ誰でも考えることはできる。
何を創業するか
資本金を貯めるため、佐川急便で1年間働く。
そして、ようやく居酒屋のフランチャイズオーナーとして外食の世界へ!
そのまま24才にして自らの店を持つ。さらに半年間でその店を繁盛店にした!
灰皿交換、おしぼりの追加など当時あまりなかったサービスをやるなど、”自分がお客様だったらどうしてほしいか”という信念が強かったようです。
イメージの大きさは経営者の器量
お店を10軒にしたいっていう人と、
お店を100軒にしたいっていう人では、100軒にしたいと思う人は100軒にする可能性がある人。
よってイメージの大きさは器量の一つだといいます。
技術は学べるけど一番必要なのは「人格をどう磨くか」
また、会社は社員が幸せになるためにある。
本当にその通りです。社員を幸せにするために会社がある。
ただ最近は少し会社のありがたみをわからない人が多いと思います。
普通に社員で働いてる人に問いたい。
社長のなりかた勉強したことありますか?
最大の判断基準は「かっこいいかどうか」
これはまたかっこいい。笑
判断の基準は至ってシンプル。
ワタミらしい「損得に囚われていない判断をしているか」ということ。
夢に日付をいれなさい。
夢を描いたら計画化する。
そして計画した毎日やるべきことをやりぬく。
そこに修正を加え、また夢を描く。
それを手帳に書き込んで何度も何度も読み、潜在意識に入れて
自然にイメージできるようにまでもっていく。
自分に自ら刷り込んでいき、作り上げていくという凄技です!
できないものをできるようにする。
無理だろうと思ってもやってしまう。
外食でやってきたのにもかかわらず、
農業という新事業を立ち上げる。
さらには、介護事業まで始めて成功している。
というようにとてもシンプルに、とても明確に実現している。
根底にあるのは「やりたいという気持ち」
そして「笑顔」「ふれあい」「やすらぎの場所」を作りたいなど、彼は経営をしているのではなく、お金を目的にせず、
彼の人生を表現しているだけなのだ。
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